EDには大きく分けて、身体的要因でなる「器質性ED」、精神的要因でなる「機能性ED」、身体的要因と精神的要因が混合した「混合性ED」があります。現在では混合性EDが最も多いと言われていますが、各種疾病の治療薬などの副作用が原因でEDになるケースも見られています。
EDは勃起の仕組みに障害があるために起こる症状です。通常、性的刺激を受けて興奮すると、陰茎の海綿体に血液が流入することによって勃起が起り、血液が流出すると勃起が終わります。
このため、身体的な要因や心理的な要因などが原因で、十分に海綿体に血液が行き渡らない場合は、陰茎の血管が広がらず勃起が起らない、もしくは勃起を維持できない状態になってしまいます。最近では研究が進むにつれて、EDになる原因は心理的な要因よりも身体的な要因が大きいことも分かってきています。
また、EDは年齢とともに増加傾向にありますが、年を取れば必ずEDになる訳ではありません。以前は老化現象の一種と考えられていましたが、これは老化するにつれて陰茎の血管に影響を及ぼす高血圧、高脂血症、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病になる人が増加するためです。特に糖尿病はEDを合併する確立が高く、陰茎動脈の閉鎖が見られ、血管障害による陰茎の血流の低下も原因として考えられています。